カスタマイズする暇もない現場にシンプルなシフト管理を提供!

突然ですが、皆さまはカスタマイズ、お好きですか?

ドリンクにトッピングを足してお気に入りの味に、カラーやパーツを選んで何万通りもの組み合わせから自分だけのオリジナルを、など日常生活にカスタム商品はたくさんあります。

それと同じように、デジタルツールも自社に合わせたカスタマイズが重要というお話を、どこかで耳にした方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、企業の規模やデジタルツールの活用度によっては、カスタマイズが却って混乱を招いてしまうこともあります。

今回は、パッケージを自社仕様にカスタムすることのメリットとデメリットと既存パッケージを使うことの利便性を、それぞれご紹介していきたいと思います。

目次

既存のパッケージを自社に最適なシステムにカスタムする

管理システムをはじめとするデジタルツールやパッケージの中には、自社に最適なかたちにオプションを追加できるタイプの商品があります。

既存のパッケージを構成するコードに、エンジニアが自社に合ったコードを追加したり、不要な機能を構成する部分を取り去ったりして、ふさわしいシステムを構築していくカスタム。まずは、そのメリットとデメリットについて順番に見ていきましょう。

カスタムするメリット

パッケージをカスタムして自社に合ったデジタル改革を行うメリットは、次のようなものです。

自社にぴったりの環境を整えられる

パッケージをカスタマイズすると、細かいところまで自社の仕組みにぴったり合ったシステムを構築することができます。ここが合わない、ここが違うと歯がゆい思いをせずに業務に集中できるのは、従業員にとってかなり快適に感じられるはずです。

サポートが充実している

一般的に、パッケージを提供している企業は、サポート体制が充実しているため、問題や障害が発生した場合でも迅速かつ効果的な対応が期待できます。

また、マニュアル完備のパッケージもあるので、不具合が起こった場合にも対応が容易です。

カスタムするデメリット

次はカスタムする際のデメリットです。

まず自社のビジネスプロセスを整理しなければならない

既存のパッケージは、自社のビジネスプロセスに合わせるためにカスタマイズする必要があります。ゆえにパッケージをカスタマイズするためには、自社のビジネスプロセスを十分に理解しなくてはいけません。この検討に時間や労力を費やすと、開発に遅れが出ることもあります。

時間とコストがかかる

既存パッケージのカスタマイズは、一からシステムを開発するよりも時間とコストを削減することができます。

しかし、既存のパッケージをそのまま使うよりも、開発コストがかかる上、実際に稼働できるまでに多くの時間を必要とします。

パフォーマンスが低下する場合がある

カスタマイズにより、パッケージの本来の機能や処理を変更することがあるため、パフォーマンスを低下させるなど、影響を与える可能性があります。

システムは既存のものを使うのが早道の場合も

カスタマイズは、システムを自社に最適化するための有効な手段であることは間違いありません。

しかし、カスタマイズ作業には時間とコストがかかるため、その負担を過小評価することはできません。

実際のところ、カスタマイズに必要な時間とコストを削減するためには、シンプルなシステムを使用することが有効であることがあります。

シンプルなシステムとは、最初から包括的なデジタル改革をしようと考えずに、今必要としている部分のみデジタル化する、導入コストの低いツールからまずはお試しで使ってみるという、小さな一歩も含まれます。

そのまま使うシステム、パッケージには、具体的に次のような利点があります。

なおこれらの項目は、小規模な職場や従業員数の多くない企業にとって、より強いメリットとして作用する可能性があります。

時間とコストを削減できる

既存のパッケージは、少ない機能のものを選べばその分の導入や設定は容易であり、カスタマイズ作業にかかる時間やコストを削減できる可能性があります。

カスタマイズしていくうちに、再調整や再構築が必要になると、それだけ開発にかかる時間が増えてしまいます。

パッケージをそのまま導入すれば、すぐに利用できるため、スピーディな活用ができます。

使い方研修や引き継ぎが容易

カスタマイズされたパッケージは、既存のマニュアルに記されていない部分や自社特有の仕様があって、慣れないと使いにくいということが起こりがちです。

しかし、既存のシンプルなシステムをそのまま使えば、誰もがスムーズに使いこなしやすく、引き継ぎしやすい環境を整えることができます。

メンテナンスやアップデートが容易

既存のパッケージをカスタマイズした場合、アップデートがあった時にはカスタマイズされた部分を再度変更する必要があるため、メンテナンスやアップデートに時間がかかることが予想されます。

一方で既存のシステムをそのまま使えば不具合が起こっても場所を特定しやすく、アップデートも短時間で完了する可能性が高くなります。

信頼性が高い

既存のパッケージは、ほとんどの場合は多くの企業ですでに使用されています。

パッケージのテストや開発が十分に行われているため、トラブル事例や解決策も網羅されていることが期待できます。

まとめ

カスタマイズには時間とコストがかかります。

比べてみると、既存のパッケージをそのまま使うことは、時間、コストの削減につながり、なおかつスピーディにDX化を実現できるという点で優れていると言えるでしょう。

まずは既存のシステムを導入、運用してみて慣れてきたらカスタマイズ可能なシステムにアップグレードを検討するというのもおすすめです。

弊社では、現場目線で必要な項目だけを搭載した、シフトカレンダー作成ツールを提供しています。

シフト担当者の負担を減らしたい、毎月作成にかかる時間を削減したいという気持ちで必要な機能を厳選したツール、無料で使える機能もたくさんあるので、まずははじめの一歩として導入してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

創業45年になる有限会社クリンシアの2代目代表。マットモップレンタル事業、ビルメンテナンス清掃事業、家庭用洗剤、次亜塩素酸水製造販売事業、ナノテックシステム導入支援事業、清掃用具関連販売事業、清掃業務に関するコンサルティング事業などをしています。
また飲食店事業としてテイクアウトカフェの運営も行っています。

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