人手不足解決、IoT活用、DX化の第一歩はシフト作成ツール導入から

シフト作成の担当者にとって、人手不足は悩みのタネです。

しかし、少子高齢化の日本において、どこの現場も人材が余っているわけではありません。そのため、これからはIoTの活用やDX化によって、人材の少なさをカバーしていくことが求められます。

目次

日本国内の人手不足は少子化で加速傾向

少子化は、何十年も日本国内で問題視されてきたトピックです。

昨今も物価高や先行き不透明な時代ゆえか、出生率は減少し続け、予想よりも速く日本は超高齢化へと突き進んでいくことが予想されます。

ちなみに、2022年の出生数は77万人前後とされています。

2016年以降の日本の出生率は、前年比で3.5%ずつ減少していますが、2022年はそれを上回る前年比5.1%減少という数字になっています。

では、働く若者はどれくらい減少しているのでしょうか。

2021年の15歳〜64歳の人口は、7,450万4千人で、全体の約60%を占めています。こう聞くと多いように思いますが、これは2020年よりも58万人以上減少している数字です。

つまり長引く少子化によって育つ若者自体も少なくなり、日本の人口に占める若者の割合がどんどん減少していることが分かります。

このような社会情勢を鑑みると、人手不足を新人募集で補おうと考えるよりも、デジタル技術を導入して人的リソース不足を補おうと計画する方が現実的なのではないでしょうか。

知っておきたいビジネスを続けるためのデジタル用語

IoTやDXというワードを、とりあえず耳にしたことがあるという方は多いでしょう。

とはいえ、具体的に仕事をどのように変えれば良いのか、IoTの役割は何なのか、DX化やデジタルツールの活用とは何か、よく知らないという経営者は少なくありません。

ここで一つ、デジタル用語と活用例について挙げてみましょう。

すでにこれらのワードをご存知の現場担当者やシフト管理者の方は、ご自身の職場に当てはめながら想像してみてください。

ビジネスにおけるIoT活用とは

IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」を略したものです。

機械や端末をインターネットで接続することで、遠隔操作をしたり、より便利に使えるようにしたりすることを意味します。

モノをインターネット接続することで、これまで独立して利用していたモノとモノで相互に情報交換を行えるようになり、利便性が高まります。

例えば、スマホで外出先から家電を操作する、スマートウォッチでスマホの着信をチェックするというのも、身近なIoTです。

クラウドとセキュリティについて

クラウドシステムとは、ネットワーク上に存在しているインターネットのコンピューターシステムのことです。

IoTも、クラウドやサーバーでデータを蓄積したり分析したりすることで、成り立っています。

当社のシフト作成ツールも、クラウド保存することでスマホやPCさえあれば時と場所を選ばずに入力が可能になっています。

ネットワーク上にあるというと、セキュリティ面が心配という方もいるかもしれませんが、怪しいアクセスを防ぐ仕組みや情報の出入りを監視する仕組みがあるので、自社やクラウドの利用に合わせた対策を講じることで、安心して利用することができます。

DX化とは

DX化とは、「Digital Transformation(デジタル・トランスフォーメーション)」を略した言葉です。デジタル技術を導入して、ビジネスのあり方や経営、現場のオペレーションを再構築することを意味しています。

ビジネスのあり方を変革するというのは巨額の資金が必要に思えますが、できるところから新しい技術を取り入れるスモールスタートを行なっている企業も多く、何もかも一変させなければいけないわけではありません。

DX化の具体例1. 従業員にタブレットを配布(ペーパーレス)

中小規模の事業で行いやすいのが、ペーパーレスです。

社内向けのプリントや配布物、従業員からの提出物をタブレットで管理することによって、印刷コストを減らして、資源を無駄にしない企業へと変わることができます。

タブレットは法人向けレンタル機などを利用するのも、良いかもしれません。

DX化の具体例2. 待ち時間を提示するアプリの開発・運用

飲食店や薬局、アミューズメントパークといった多様な場で活用されているのが、待ち時間や混雑具合をリアルタイムでチェックできるアプリです。

利用者にアプリを活用してもらうことで、現場は余裕をもって業務にあたることができます。

必要以上に混雑することがないので、省人化も見込める場合があります。

DX化の具体例3. スタッフのスケジュール管理のオンライン化

打ち合わせや出張、会議といった個々のスタッフのスケジュールをホワイトボードなどで管理するのは書き漏れや確認忘れが起こりやすく、効率化を妨げてしまう場合があります。

スタッフの日々のスケジュールは、オンラインで管理することで、外出先でも共有しやすく、報・連・相もスムーズになります。

シフト管理をオンラインで行うのも、DX化の第一歩と言えるでしょう。

シフト作成ツールの活用で職場をアップデート

DX化というとおおげさな響きになりますが、実際の一歩は小さなところから始まります。特におすすめしたいのは、直感操作で使いやすいシンプルなデジタル技術をまず取り入れることです。

当社のシフト作成ツールは、現場を知り尽くした上で、とにかく使いやすいようデザイン設計したので、DX化に二の足を踏んでいる事業者の方にこそ試していただきたいと考えています。

スタッフの勤務条件をあらかじめ入力すると自動でシフト調整をする機能が搭載されていて、エクセルに出力してプリントアウトすることも可能です。

無料で試せるので、ぜひ気軽に取り入れてみてください。

まとめ

人材不足は、少子高齢化という日本の社会的な問題と密接に結びついています。

そのため、人材募集をやみくもに行うよりもDX化を検討して少人数でも現場を安心して運用していけるシステムへシフトしていくべきです。ご紹介したDX化の具体例を参考にしながら、自社に合わせたデジタル技術の活用を検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

創業45年になる有限会社クリンシアの2代目代表。マットモップレンタル事業、ビルメンテナンス清掃事業、家庭用洗剤、次亜塩素酸水製造販売事業、ナノテックシステム導入支援事業、清掃用具関連販売事業、清掃業務に関するコンサルティング事業などをしています。
また飲食店事業としてテイクアウトカフェの運営も行っています。

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